施工事例

給水管、排水管、ガス管などの管をつないで配管を造ったり、空気清浄装置や冷暖房の換気設備などを取り付けるのが主な仕事です。使用する管にも種類があり、それらに関する専門知識や、必要な設備分野によってさまざまな技能が必要とされます。配管や設備機器を新たに取り付けるだけでなく、そのメンテナンスや修理まで任されることが多いです。

配管工というだけあって配管ばかりをするイメージがありますが、実は洗面化粧台やトイレなどの衛生機器や、エアコンの室内外機などの空調機器も取付けます。

これらはそのまま仕上がりになるものですし、鏡がついていたり陶器などでできていて割れやすいものも多いので、慎重な取扱いが求められます。

配管工の仕事は肉体労働というイメージがあるかもしれません。

たしかに掘削作業や配管後の埋め込み作業は非常に骨が折れ、ベテランであっても終了後の疲労感は筆舌に尽くしがたいものであるといいます。

しかし、その一方で配管作業は頭を使って考えることも多いものです。複雑な形状の配管を収まりよく取り付けるためには事前の準備のみならず現場での判断も大いに必要とされます。

このように配管工は体力や腕力が必要なのはもちろんですが、頭脳派の側面もあるのです。